分け入っても分け入っても山

hodaka

大学のサークル仲間と1泊4日で北アルプス穂高岳にのぼってきた。平日に9人も集まるなんてみんなヒマ人なんだねー。夜な夜な高速を走った。
登山コースは上高地→岳沢→前穂→奥穂→山荘→涸沢→徳沢→上高地。秋のアルプスは初めてだけど紅葉がめちゃめちゃキレイだった。晴れててテンションあがりまくり。
最初の登りでまず日頃の運動不足を痛感。日々鍛えなきゃね。紀美子平までの急登のあと、前穂山頂は寝不足もあって全会一致でスルー。また来るさ。
稜線に出たあたりから東側の景色が開けた。中学で登った常念、大天井、燕とかを見て勝手に自己満足。奥穂山頂に出たらさらに景色が広がって360度のパノラマ。常念、槍、剣、富士山、結構いっぱい登ったな。
山頂を満喫したら穂高岳山荘へ。平日だからそんなに混んでなくて快適。混んでたら二人で一つの布団なんだそうな。夕日を見て星を見て飯を食って就寝。
次の日、目が覚めると窓の外が真っ赤な朝焼け。外に出て日の出の瞬間を待った。遠く雲海の一点がキラリと光ったかと思うと、ゆっくりと太陽が出てきた。最初は弱かったその光が徐々に力が増して、朝靄を蹴散らし雲海を照らしていく。眺めていたらなんだか崇高な気分に。確かな力をそこに感じた。神様がどうとかじゃないけどね。
朝飯を食ったら7時半に出発。のんびりしすぎで他の人達はもう出ていってたな。下りは紅葉の中を行くコース。雲ひとつない秋空の下で気持ちよかった。涸沢あたりは赤や黄色の低木がキレイ。屏風のコルを過ぎたあたりで梓川がまた見えた。ぬらぬら下り続けて上高地
温泉に入って飛騨牛を食ってくたくたになって朝方帰って来たのでした。
筋肉痛。