ぽちっとな

THE LONG SEASON REVUE

昨日はふっと思いたって大阪までフィッシュマンズの映画みたいなやつ見に行ったよ。梅田のスカイタワーであったんだけど、中津から歩くと梅田からと全く違う感じだね。駅に飲み屋がくっついてて高架下、町工場、車両置き場・・・就活中もあそこ歩いたけどその時は倒産して再就職先を中小企業に探す中年男性になった気分だったよ。線路の向こうにはでっかい高層ビルの群れ。一駅でえらい違いだ。
上映開始したらスクリーンにRSRの映像が映されて頭の中が一瞬で去年の夏に・・・と思ったらRSRの部分はすぐに終了。ライブとその裏側と、生きてる佐藤君と、音や感覚に関するイメージと、何かの映像がミックスした2時間だった。しんみり浸る。竹中直人とか大阪では見れなかった組み合わせとかも面白かったが、ちょくちょくカットが入る。スクリーンの向こうでは観客が盛り上がっているが、スクリーンのこちら側は映画館。みんな静か。隣を見たら寝顔。ライブのアンコールの映像の後にスタッフロールが流れてもう終わりかなと思ったら、最後に佐藤君のアップで頼りない天使ライブ映像。なんかせつないね。
見終わって思ったのだが、この映像を映画館で流すことに少々疑問も感じた。そこまでするほどのことではないかも知れない。みんな残された欠片を拾い集めてるのかな。死んでしまうのは残念なことだ。どこまでやっても戻ってこないんだから。
そうそう、ハナレグミの永積さんとクラムボンの郁ちゃんが付き合ってるってホンマなんやろか。