ビ〜アンビシャ〜ス

僕は今、新幹線の中。
流れる景色を眺めながら、先への不安と希望、残してきたものの事などを考え、淡い疲労感にも似た郷愁に浸っている。

こんなふうに書いたらなんか大げさだけどね。

今朝はいつもと同じように目覚め、1限遅刻だぜ〜とか思いながら茄子ちゃんが炊いといてくれたご飯を食べてたんだけど、ふと国Ⅰの発表日であることを思い出した。そもそもちゃんと勉強してなかったし手ごたえも相当悪かったから、何も準備してなかったんだな。落ちてることを確認して、バイクの免許か資格試験の申し込みにでも向けて準備しよう。そう思ってネットの合格発表のサイトを確認してみたんだけど、、、自分の番号がのってる!絶対無いと思ってたからこの時はホントにびっくりしたよ。びっくりした後は嬉しさ半分、困惑半分。前から望んでた早めの就職にむけて明日からの授業を全部捨てて上京するか、やっぱり2年大学院にいるか、急きょ決めなきゃいけなくなった。
とりあえず親に連絡。茄子ちゃんにもメール。そんで大学の国Ⅰ担当の先生の話を聞きにいった。先生は猛反対してたな。親身に話してくれて、俺のタメを思ってくれているのもよくわかった。でも研究室の先輩の結果とかを聞いて、自分は今年官庁訪問しようと決意。とりあえずどんな感じか行ってみて、ダメならまた院に通えばいいさ。

と、ここまで書いたところで新幹線が東京に着いちゃったよ。

メトロに乗り換えたら、もう12時近いのにまだまだ人が多いことにびっくり。さすが東京だ。路線地図を見れば思い出のある駅名を探してしまう。(きっと田舎者まるだしだっただろな。)舞浜、台場、新宿、池袋、鶯谷、、、あんまり多くないけどね。多くないぶん、特定の思い出と強くリンクしてしまう。茄子ちゃん、今日は突然の上京の話でびっくりさせてごめんね。泣かないで。

さあ、明日のエントリーシートを書かなきゃ。目の前に面倒なことが現れるたびに楽な選択肢を選びたくなるよ。京都に帰りたくなってきたぜ。とにかく明日訪問してからどうしようか決めよう。快く泊めてくれた叔母さん一家、どうもありがとう。感謝してます。