今日の日記

今日は気分を変えてT巨庁へ。行く途中、日比谷線が電車の故障で10分くらい遅れてた。
でも東京ってすごいよな。地名とかめちゃめちゃ歴史感じるもん。江戸とtokyoが混在してるって感じ。朝の電車の中は日本を支えてるであろうスーツのおっちゃん、作業員風のおっちゃん、そのおっちゃん達を食堂とか売店で支えてるであろうおばちゃん、その他のいろんな人がのっている。みんな必死だ。運んでいる鉄道職員も必死だ。そうやってみんなで分業してこの日本の心臓である東京が機能しているんだろう。考えると、まるで東京が一つの人間の体みたいだ。移動する人々は血液か細胞みたいなもんで、張り巡らされた鉄道はその血液を各地に送る血管みたいなもんだ。そしてその血液1粒1粒が、権力をもってたり、肉体労働をしたり、他の血液に飯を食わせたりする。みんなバラバラに動いているようで実はその集合として東京が機能しているんだろうな。しかも血液の1粒ごとに思考があって、それぞれ勝手な事を考えたり東京という全体の事を考えたりしている。本当の人間の細胞だって、それぞれバラバラなようで、実はその1粒1粒の中には全体の設計図が書かれたDNAがあるんだよ。
、、、と、まあこんな日頃東京で暮らしている人にとっては当たり前過ぎて気にもしないであろう事をボヤボヤ聞いてるうちに霞ヶ関に着いた。

待機室では北大D卒の独法研究所非常勤研究員の人と、私大M卒の大学研究員の人と仲良くなる。なかなかみんな面白い経歴だ。特に大学研究員っていう、半モラトリアムなポストがあるのは参考になった。いろいろしゃべっているうちに業務説明が始まる。
今度の業務説明はかなり面白かったな。実際の現場を見せてもらえたのが良かった。ここなら楽しく働けそうだ。
業務説明の後に面接へ。今度の面接官はかなりフレンドリーなおっさんだ。面接が終わってからもいろいろ楽しく話せたよ。「実家帰ってんの?」とか、「高校遠かったでしょ?」とか、なんだか面接じゃないみたいだ。

それで面接の結果??そんなん聞かないでよ。

なんだか就活じゃなくて、ただの社会見学になってきた。